ミシュラン一つ星 [Hôtel]
本日の走行距離 272Km
昨晩、夕食でBelfleurを訪れていたので、今日はこのままManche半島を離れます。
途中、Fougèresに寄り道。
13の尖塔をもつお城だそうです。そこでBretagneの歴史を少しだけかじって、Hôtel に向かいます。
今日の宿泊地はMont Saint Michelから車で30分ほどの街、Saint-Méloir-des-OndesにあるTirel GuerinというHôtel Restaurantです。
夕食までに時間があったので、InternetでCarteをチェック。Michelinの一つ星でした。
モネの日の出 [en voyage]
本日の走行距離 339Km
今日はManche半島の先端、 Cherbourgを目指します。
Ètretatから西へ、La Seineの英仏海峡への河口にpont de Normandieが架かっています。その東側にLe Havre, 西側にHonfleurが。Le Havreは大きなコンビナートを抱えている整備された港、Honfleurは寂れた漁港。そんなイメージでLe Havreに向かったのですが......
コンビナートやクレーンがそびえ立つLe Havreの港は鏡のような水面がそれらを映し出し、煙突がクレーンに、小さな漁船が大型客船に代わっただけで、Monetの日の出を彷彿させてくれました。
Monetがここに佇んでいたことを思いながら、彼の作品が展示されているMusée d'Art Moderne André Malrauxの行列を眺めていました。
Pont de Normandieを渡り、対岸のHonfleurへ。
HonfleurにもMonetの作品が、オンフルールのセーヌの河口。 思いを馳せようとしても、丁度土曜日のMarchéに当たってしまいました。
小さな村なので、あっという間に散策を終えられたものの、観光客の賑わいがLe Havreのコンクリートの静寂と対照的でした。
小さな美しい村、 商業化されたおとぎの国のようなBeuvron-en-Augeで日本語の看板を書いてあげて、いよいよCherbrougに向かいます。
Manche半島の先端近く、 Brixの街中に今夜のお宿、Châteaux le Valが、途中で、案内を止めたTomtom君は諦めて、看板に従って車を走らせると小さなお城が!2年前に宿泊したSaumurのお城みたい。
お迎えはその時のようにシベリアンハスキーのLenat君?でもUnoとは違って、なかなか近づいてきてくれません。あちこち覗いていると、御主人が!案内されたお部屋はあちこちにガタが!トイレは手動?だし、Wifiは届いていもつながらないし、TVは全く映りません。やたらとDVDを勧められたのが、理解できました。
御主人に今夜の夕食を尋ねると、美しい村、Belfleurで食べられると。迷わず、その村に決定。車を走らせます。
Belfleurも小さな漁港。到着すると結婚式を終えた車の隊列が。この時季結婚するカップルが多いのかなと思いながら、小さな漁港を散策し、ふたつしかないRestaurantのひとつに。温かい夕食にありつけました。
夕食を終えると辺りは真っ暗。街燈のない道をお城に戻って、何もないお部屋に。
夜中は栗の実の落ちる音と散歩するLenatの足音だけ、ぐっすりと眠ることができました。
Ètretat [Normandie]
本日の走行距離 37Km
Hôtelで朝食、昨日の披露宴の残骸とともに、いくつかのTableに白い花束が飾られています。
その席の一つに花婿と花嫁らしきカップルが! 昨夜の披露宴ではあまり食べられなかったのか、花嫁さんが食べる、食べる。何度も席を立って、パンを取りに行きます。 最後はAu revoir! Bon journée. で別れたのですが。
こちらも朝食を済まし、Ètretatの海岸へ、高い断崖の間にわずかな砂浜のビーチがちょこんと存在して、そのビーチが海水浴場になっています。 ただ、東西にそびえ立つ断崖が有名。
Arsène Lupinの奇巌城(L'Aiguille creuse)の舞台です。 西の断崖Falaise d'avalに奇巌城があり、それを目的にみんなが崖を登っていきます。
断崖の上はGolf場、playしている人達を眺めていると、朝の新婚さんが......たぶん、どちらかの両親と一緒に!思わず、新郎を応援してしまいました。
東の断崖(Falaise d'amont)の上にはChapelleが、二人はきっとそこで式を挙げたんだなと思いながら、崖を降りて海岸へ、南仏のような日差しとはいえ、海は北の海。
Ètretatの街でCalvadosを購入して、東に車を走らせます。目的地はFécamp, 漁港のrestaurantを目指します。
結婚式 [plus beau village]
本日の走行距離 140Km
RouenからÉtretatへ、途中で4つ目の美しい村、Le Bec Hellouinに寄ります。
RouenではMercure Rouen Centre Cathédraleに宿泊。 Wifiの速度も問題なく、机でBlogが書けて、Balconでタバコが吸えます。5階(日本で言う6階)からの眺めを選びましたが、2階は喫煙フロアー。
再び、Paulで朝御飯、近くの八百屋さんで、tomatoとmandarine, pêcheを手に入れて、美しい村へ。
塔の鐘楼が鐘を鳴らして、迎えてくれました。 庭で栗拾いしながら、見学。いよいよ、Normandieの海に向かいます。
Normandieの海沿いの街、Étretatは東西の断崖に挟まれた砂浜の海水浴場、有名な避暑地だそうです。
海岸に出ることなく、Hôtelへ。 なんと、今日、結婚式が!夕食は奥のサロンに変更。少し手を抜いたかなって感じのmenuをいただきました。
前菜はFoie grasのcrème brûlée下にリンゴのペーストが、もう少し組み合わせは考えたほうが。
PlatはNormandieの牛肉、低温で湯煎されたのか、中までしっかりと火が入っているにも関わらず、柔らかく、肉の味が保たれていました。300g以上にも関わらず、ペロリ。
気候の関係なのでしょうね。Franceの北は牛さんの文化、南は羊さんの文化です。 Fromageにしても、食べるViandeにしても、北は牛乳のチーズに牛肉、南はchèvreのチーズにagneauの肉。
本当に北を旅していると羊が食べられそうにありません。
Sidanerのバラの庭園 [plus beau village]
本日の走行距離 220Km
Rouenを最初の宿泊地に決めたのは、周囲に散在する美しい村を訪ねるため。
その一つ目がLyon la Forêt.
いくつものお城を従えた静かな村、そこで朝のCafé. Ravelが一時滞在していたお屋敷は坂の下に静かに佇んでいました。
二つ目はバラで有名なGerberoy.
村の庭園はお休みでしたが、奥のSidanerの庭園に入ることができました。 隣接する教会を取り込んで、Sidanerが描いた一枚が看板に。 この他にもあちこちに置かれていました。
今でもSidanerの子孫が住んでいるようで、一部はPrivéに。でも、甘い香りは途絶えることはありませんでした。
お腹が空いたので、村の外れの小さなRestaurantに。
しばらく前で悩んでいると、背中の曲がったお婆ちゃんが、Chefの格好をして出てきたので、 ここに決定。 もう、伝統としか言いようのないConfit de Canard を美味しくいただきました。
三つめは昨日、真っ暗の中辿り着いたLa Roche-Guyon.
数百段の階段を登り積めると塔の上に、そこからのLa Seineの姿は雄大。笑っている膝をごまかしながら、やっとの思いで下まで降りてRouenへ。
Rouen [Rouen]
本日の走行距離 165Km
CDGを4時半に出ると、最初の美しい村La Roche-Guyonに5時半には到着します。更に、フランスは今、夏時間。 すなわち、日本での4時半です。 辺りはすべて真っ暗、その中にお城が......La Seineからの霧にまみれて、幻想的な雰囲気。 外気は10℃以下、夜明け前を愉しむことなく、Rouenに向かいました。
ParisからRouenまでの高速道路はLa Seine沿い、セーヌ河から朝もやが流れ込みます。 朝焼けを右手に見ながら、Rouen入り、Parkingに車を置いて、街の散策、見つけました。 Chez Paul!
CroissantとCafé crèmeでpetit déjeuner。
美味しそうな八百屋さんも見つけ、Hôtelの位置も確認、Parkingから出て、HôtelまでTomtom君に従うと、途中で進入禁止が!でも、歩いていたおかげで、裏道を発見、無事に到着できました。
この街は高い塔が多い街!
Cathédrale, Eglis Ste. Jeanne d'Arc, Eglis St-Ouen, Eglis St-Maclou
それぞれが高さを競っています。
例年通り、Franceに入ってからの、旅の準備、
ワインに水、Nespressoのカプセル、歯ブラシ、衣類用の洗剤等々。
夕食は近くのrestaurantで蝸牛と羊!
France旅の始まりです。